区の歴史資料館
山田 宝満神社 ~山田区の氏神様宝満神社~
祭神 玉依姫命(たまよりひめのみこと) 神功皇后(じんぐうこうごう) 通称を『宝満宮』というこの宮は、海神『豊玉彦(とよたまひこ)』の二女『玉依姫命(たまよりひめのみこと)』、同時に神功皇后(じんぐうこうごう)を内に祀り、村の菩提寺の隣の区画に、村の氏神(うじがみ)として鎮座している。 |
|
歴史 『祭神玉依姫命については『筑前国続風土記附録』、『筑前国続風土記拾遺』や『福岡県地 理全誌』に、「延命の初め(1673年)」頃中区御陵の宝満神社から歓請した」とある。 例祭 例祭日は村中のほとんどが農家であった昔は、4月15日の春ごもり、7月15日の夏ごもり、10月1日の宮座に決まっていたが、勤めに出る人が多くなった、昭和40年代以降は、その日の前後の日曜日に行なうようになった。 |
御笠の森
大野城市の指定有形民俗文化財および天然記念物である。 大野北小学校正門前の県道60号線をへだてて、北西300メートル程の山田2丁目9番の地に森があって、昔から「御笠の森」と呼ばれています。御笠の森は、御笠川や江戸時代の御笠郡 の名前の由来となった森で、現在では宅地化された中にあって、昔の面影を残す貴重な景観で特にスタジイやモチノキは市内では最大級の樹木です。 森の樹木の数は少ないがスダジイ、モチノキ、タブノキ、エノキ、ヤブツバキ、ヤブニッケイなどの種類は豊富である。 神功皇后社の石の祠と、大伴宿禰百代の歌碑が建立されている。 |
|
笠が飛んだ話
『仲哀天皇のお后(きさき)である神功皇后(じんぐうこうごう)が、荷持田村(のとりたのふれ、今の朝倉市秋月野鳥)に住む羽白熊鷲(はじろくまわし)という豪族を従わせようとして橿日宮(かしひのみや、福岡市東区香椎)から松峡宮(まつおのみや、朝倉郡三輪町)へ向かわれていると、突然つむじ風が起こり皇后のかぶられていた笠が吹き飛ばされて、この森の木にひっかかったため、御笠の森というようになった。
そして、この地方の地名も御笠郡と名付けられた。』
猿田彦大神の石碑
猿田彦大神とは、日本神話に登場する神様です。天孫降臨の際に道案内をしたということから、道の神、旅人の神とされるようになり道祖神と同一視されました。
山田区内には三基の「猿田彦大神」が祀られている。
(1)4丁目7番 宝満神社の境内 |
(2)4丁目6番 お地蔵さまの境内 |
(3)4丁目7番 宝満神社の境内 |
伝説
●笠が飛んだ話
詳しくは、大野城市ホームページ「笠が飛んだ話(山田)」をご覧ください。
●ひんどの人柱と火の玉
詳しくは、大野城市ホームページ「ひんどの人柱と火の玉(山田)」をご覧ください。
●菅公の杖
詳しくは、大野城市ホームページ「菅公の杖(山田)」をご覧ください。
●殿の倉の火事(とののくらのかじ)
詳しくは、大野城市ホームページ「殿の倉の火事(とののくらのかじ)(やまだ)」をご覧ください。