区の活動
区(自治会)の活動について
〔最初に〕心のかよいあうまちづくり
核家族や共働きの世帯が増え、人々の考え方も多様化し、地域での人間関係が希薄化しているこの現代、心のかよいあうまちづくりが叫ばれています。
その第1歩は、地域の人々が気軽にあいさつし、ふれあい、話し合うことからはじまります。
阪神淡路大震災・新潟中越地震では、地震直後の隣近所の声かけ合い、助け合いが多くの命を救い、多くの人の励みになったといわれ、区(自治会)が大きな力を発揮したそうです。
災害時の住民の安否確認・情報伝達や救援活動等には日ごろの近所づきあいがなにより大切です。
区(自治会)って?
『通勤途中のまどか号の車窓から、管理の行き届いた明るい感じの公園が見えてきます。
"きれいな公園だなあ、花も植えてあって、誰がしてくれているんだろう?土曜日、天気がよかったら子どもと行ってみようかな"・・・
仕事が終わって夜遅く、あなたの帰り道を防犯灯が明るく照らしてくれています。
"前はここに防犯灯がなくてこわかったんだよね、誰かが市にお願いしてくれたのかな?"・・・
家に帰ると回覧板が入ってます。
"年内のごみだしは、来週の水曜日で最後か、あ、どんと焼きは神社であるんだ、よかった、気になってたんだ"・・・』
このようにあなたの日々の暮らしの中で区が関わっていることはたくさんあります。
区は、そこに住んでいる人たちが、住みよい豊かなまちづくりをめざして、一人では解決できない、「地域におけるさまざまな課題」にみんなで取り組むとともに、地域でのふれあいの輪を広げ、人々の連帯意識の向上にがんばっています。
区の主な活動
区は、イベントやレクリエーションだけではなく、悩みや困難を抱えている住民が安心して暮らしていけるような活動もしています。
近くに身寄りがない一人暮らしのお年寄り宅の訪問(声かけ)、緊急時に対処するための資料の配布、地域活動についての色んな相談ごとなど、私たちが住むこの"まち"をあたたかな心と心のふれあいで、安全で住みよい環境をつくるために様々なまちづくり活動を展開しています。
1.地域交流(レクリエーション)や各種団体の育成
地域のみんなで楽しく参加し、互いの交流と親睦を図れるよう、餅つきやどんと焼きなどの地域の伝統行事や、文化祭、夏祭り、グランドゴルフ大会などの各種イベントを実施しています。
また、子ども会やシニア(高齢者)クラブなど地域団体の育成にも努めています。
2.地域の安全
非行や犯罪のない安心して暮らせる"まちづくり"は、私たちみんなの願いです。
犯罪などを未然に防ぐため、防犯パトロールの実施、子どもの登下校の見守り、暗い夜道を明るく照らす防犯灯の管理など、地域のみんなが安全に安心して暮らしていけるまちづくりのため、みんなで協力しあって活動しています。
3.みんなのまちを美しく
自然を愛し、美しいまちをつくることは誰もが望む生活環境です。
みんなで互いに協力し合って、ごみ収集場所の管理や町内清掃を行い、道路や公園の地域美化運動を推進して、いつも輝き、さわやかな風が吹き抜けるまちづくりを心がけています。
4.自主防災・相互活動
「もし、大地震が発生したら・・・」
私たちは普段から災害に対する関心を深め、災害が発生した場合には、各家庭での被害を最小限に食い止めなければなりません。
そのために、地域で防災訓練を実施して万が一に備え、災害が起きたときも、一人暮らしの高齢者などの災害弱者を地域全体で助け合って支えることができるよう、相互扶助による防災体制作りに心を砕いています。
5.地域へのお知らせ
市からの連絡や地域の各種催しごと、緊急のお知らせなど、様々な情報を区域内の皆さんにお知らせしています。
公民館の使用について
公民館は区の活動拠点であり、地域(区)のみんなのための施設です。
何か催しごとや話し合いなどに使いたいときはお気軽に公民館へご連絡ください。
地域価格でご利用できます。
最後に
地域の主人公は、そこに暮らしている人々です。
そして、同じ地域に住んでいる人々が仲良く助け合って暮らしていこうとする考え方は、昔も今も変わりません。
「遠くの親戚より近くの他人」とよくいいますが、"いざ"というときには、お隣さんや近所の人たちが、一番頼りになるものです。
~大野城市と栄町区は、
区とコミュニティによるまちづくり活動を推進しています~
"住んでよかったと実感できるまちを目指して"
※ 区は、番地等により異なる場合があります。詳しくは公民館やご近所の方にお尋ねください。
※ 区は、区民からの区費などによって自主的に運営されています。